2010年4月19日月曜日

ハンノキハムシ

1・13日最高気温9.7,最低気温3.3雪。14日6.4,0.4雪。15日4.8,1.1。16日10.5,-0.4。17日8.1,0.9雪。18日7.3,1.0雪。左の気象データのごとく低温が続く函館の4月、開花情報もかなり遅れている。牛の背の歩道沿いに残雪がまだ見られるほどだ。展望する横津連峰も残雪がかなり多い。横津スキー場跡ゲレンデは真っ白だった。フクジュソウの群落はご覧のとおり今の時期としては例年より生育ステージが遅れている。


2・大型セリ三人衆が芽生えた。春の野にうれしい光沢厚葉無毛のアマニュウ.三出する大型の葉っぱ.
3・アマニュウの葉っぱを横からのぞいた.やはり赤い茎が印象的だ.茎も葉も無毛だった.開花は7月だ.

4・オオハナウドの開花は6月になる.開出する長白毛がガラス光沢で春光に輝いていた.


4・エゾニュウは8月に開花する。大型セリ三人衆の中で最も遅く真夏に開花期を迎え、広範囲にさらにもっとも高い密度で生育する。下部に赤く膨らむのが見える。巨大な卵形の葉柄の鞘だ。森林内では、渓畔林の林床や林道沿いのやや湿った場所に生育することが多い。


5・いつの頃からか分からないが、薬師山コース分岐の石垣に住みつくようになったシマリス。放獣されたものらしい。定住しているから人々からは動物園並みに観賞されている。

6・ヤマハンノキに付いていたハンノキハムシ(ルリハムシ?)。落ち葉の下などで成虫越冬し、出てきたが寒くてかなわず、大集団で樹幹の陽だまり側に身を寄せていた。

7・ベニチャワンタケ:早春の雑木林でよく見かける担子菌類だ。目的論からすれば何故これほど赤いのだろうか?