2010年12月30日木曜日

常丹山(八雲)

2010.12.30(木)

車デポ
車デポ
9:20
11:00
11:30
12:30


空には小さく薄く巻雲だけ 強い光に凍れた朝 ラッセルも軽快

巻雲が太くなってきた 空模様は下り坂だが
巻雲の様子から この分なら今日は大丈夫だろう

想定どおり(?)の変哲もない頂だった
古く脱色した布切れが小枝に下がっていた

頂の植生調査 
高木:ブナ 5 14m  ナナカマド 3 12m
低木:ブナ 3 4m  ナナカマド 2 4m  ハウチワカエデ 2 3m
チシマザサ 5 ハイイヌガヤ 2 ツルシキミ 2  

ブナを除く広葉樹二次林:イタヤ シナノキ ミズナラ

ブナを主とする広葉樹二次林<ブナ純林に近い>

ペンケ岳~の後ろに 太櫓岳~遊楽部岳群が並ぶ

ペンケ岳~岩子岳配列の後ろに
太櫓岳~遊楽部岳~白水岳~冷水岳群が並ぶ

岩子岳も小さく見えた

2010年12月23日木曜日

雁皮山(新雪50cm)

2010.12.23(木)
ガンピ山に行った。ラリーグラスのHo&Ao氏同行
今日は、三陸沖から根室東方にぬけた低気圧が仙台に豪雨、北海道東部~オホーツクに豪雪をもたらした。函館では昨日から今朝までの雨で100m台地までの積雪は零だった。山の積雪も踝程度の深さとみてスキーを持たない。アイゼンとワカンを持って出かけた。標高500mで突然50cmの重い雪に遭遇予想を裏切った。地面の底までヌカル。途中断念の心を説き伏せながら必死に歩いて雁皮山頂上に至る。青空がちょっぴりのぞき茂辺地の海は黄金色に輝いていた。

2010年12月22日水曜日

冬至(2010.12.22)

2010.12.22(水)
冬至だ。今年もカボチャ粥で健康を祈った。(赤井川から差し入れされたカボチャは殊の外出来のいい物でした)
①太陽が一番南にいる冬至は、北半球の日本では昼の時間が一番短いのだそうだ。
②日の入りが速いのは12月上旬。
③日の出が遅いのは元旦のころ。
②と③の事柄はどうしてだろうか?もうひとつしっくりこない。気象庁のデータをグラフにした。(下図)
日の出時刻が遅い日は12月31日から1月11日
日の入時刻が早い日は12月4日から12月15日
昼時間が短い日は12月18日から12月26日 。
冬至と、日の出時刻、日の入り時刻が・・・何故

2010年12月21日火曜日

月食(2010.12.21)

NAGITO観測する。気象庁備え付けの月食システムで計算させると、皆既月食の進行は上の時刻になった。(エクセルで計算させて.JPG図に変換して張り付けた。(エクセル表を生かして張り付けるにはHTML編集が必須))


上図は、上表の時刻系列を図示した図だ。高位段丘(80m)に上がって山影から月が出てくる俯角は2°、方位は127°、だから、時刻は16時1分ころが山端から月が出でくるようだ。当初立待岬まで出かけて新聞発表の月の出時刻に合わせようとしたけど、上の図の各ステージは高位段丘面の畑からでも観察出来そうだったから立待岬まで出かけなくとも”まぁいいっか”!。
天井はペガススの四辺形やペルセウスを認める晴天だけれど、山の端から15°位は黒い雲がかかって星は見えない。月の方向の曇天を見つめて17時40分、暗闇の雲の中にほんのりとした明るみを認めた。スコープでみると確かに皆既日食の月だった。月が高くなるほど明瞭な暗赤色の月食が明瞭になり、16時30分帰宅。

2010年12月20日月曜日

薪ストーブ(MORSØ)

2010.12.20(月)
薪ストーブ(Denmark・Morsø)は、副暖房で使っています。自宅はHAKODATEですが、薪ストーブを付けて13年にまります。薪ストーブの使い方はどれも基本的には同じだと思います。まず、細かい木端を使って、十分に灰床とストーブ内部と煙突の温度を上げておきます。細かい木端だから灰床、ストーブ内部、煙突の温度が上がるまで何度も扉を開けて木端を足してやることも必要です。温度計があれば便利ですけど、燃える炎の様子を観察することから、燃焼が軌道にのっているか、炎の流れる方向などから薪の本体を入れるタイミングをはかります。炎の燃え方が煙突方向に吸い込まれるようであればOKでしょう。こうなれば本格的に大きな薪を入れてもいいでしょう。焚火の極意(木端の配置のしかた、薪の重ね方)は使えません。何故なら、薪や木端を最初から焚火のように重ね詰め込み点火すると、ストーブ内部が冷えているときは煙突も冷えているので、点火直後の炎が逆に流れて、室内に煙が出てきます。薪ストーブの焚き方の極意はストーブから煙突の方へ”炎の流れ”をつくることから始めます。



Denmark・Morsø

2010年12月10日金曜日

地蔵山(シウリ)

2010.12.10(金)
地蔵山に登った<往路35分/復路30分>。小雪舞う冬空だったが、千畳敷展望台で一瞬青空がもどった。御殿山の右肩奥にある駒ケ岳は雪雲が邪魔してやはり見えなかった。写真で見るように御殿山のカシワ葉はかなり少なくなってきた。潮見山の痩せ尾根のカシワ葉はもう殆んど認められなくなった。御殿山のカシワは低木状で岩斜面にあるが、潮見山の尾根のカシワは高木状である。カシワの落葉のし易さし・し難さは低木状・高木状の生活状態に支配されているのではないだろうか。
御殿山(岩が露出している斜面)のカシワと潮見山尾根(御殿山手前の水平に伸びる尾根)のカシワに落葉の仕方の違いが認められる。

シュリ・シュリザクラ・シウリザクラ・シオリザクラPrunus ssiori Fr.Schm)の冬の一年生枝。冬枯れの森の中でひと際色彩を放っている。円形の落枝痕と樹皮のコントラストも明瞭で目立っていた。枝にピッタリ伏生する大きな光沢ある深紅の冬芽も特徴的だ。

ハイイヌガヤの葉に2形がある。枝の左右(羽状)に互生する葉と、頂枝に輪生する大きな葉である。:Cephalotaxus harringtonia var. nana:日本海側に生育する常緑地這性低木。根元は地を這って上部は上方に伸びる。雪圧に対応した形であり表日本に分布するイヌガヤの変種である。ブナ林の林床に自生する常緑地這性低木の各種は、多雪地帯に適応した生活型であろうが、生活型の違いだけで変種に分類されるのであろうか? 自然分類ではどのようなことになっているのか知りたいものだ。

2010年12月7日火曜日

袴腰岳(年賀状)

2010.12.07(火)
年賀欠礼の葉書が例年になく多く配達された。HYMLの「2010私の一名山」への応募も要請される師走に入った。恒例の”年賀状の準備も早々にかからなければ”と思いながら日々過ごすようになっていたが、12月に入ってたちまち一週間を過ぎてしまった。今日終日空いていたので、この一年を振り帰りながら、朝から年賀状つくりに一日を費やした。やはり通年登山をめざした袴腰岳をテーマにもろもろ考えたが、その麓で撮影したウサギの足跡があったので、それを利用するのが良いだろうということになった。出来たのが下図がひとまずの案となった。
年賀はがき2010年1月1日:如何なる年になるであろうか。

2010年12月6日月曜日

山の本(あの頃の山登り)

 2010.12.06(月)
あの頃の山登り―北海道の山と人―2002.12.20 著者/橋本 誠二 発行/茗渓堂
道南地域関連のエッセイや紀行文は昆布岳、遊楽部岳、狩場山、羊蹄山、大千軒岳とキリシタンなどと、本の全体からみるとページ数はわずかである。しかし、私には身近な山であり、経験に重ねるようにしてページをめくった。1918~1995を生きた方だから、私らとチョットではあるが時代が重なる。道南の山々の紀行文に出てくる事柄は私らの青年時代に相当しとても懐かしい。私らの時代の前の山登りのスタイルや心象、滋味あふれる人々の生活への眼差し等は知っておきたいことでとても興味深いものだった。何よりも、馴染みの「地質図福:1/5万」に名前をみてきた地質学者だ。地形の皺の隅々まで調査されてきた方だから、山を歩いて思いを巡らす紀行文やエッセイは研究者の生の声を聞く思いであり「あっそうか!そうだったのか!」とページをめくる楽しみも尽きない。もっと早く手に取りたかった本だった。森林や樹木の記述は、首肯したりそれは頷けないぞと思ったり、私的には嬉しい場面だ。山登りを続けたいばかりに北海道大学に入り日高に通いたいばかりに地質学の教室をたたいた方だという人のなりを、巻末の初出一覧を頼りに著者の足跡をもっと知りたいと思った。

あの頃の山登り―北海道の山と人―2002.12.20 著者/橋本 誠二 発行/茗渓堂

1918年1月19日,札幌に生まれる.
1930年4月,札幌第一中学校に入学,登山を始める.
1936年04月,北海道帝国大学予科入学.山岳部入部.
1941年12月,同大学理学部地質学鉱物学科卒業.日本山岳会入会.
1947年02月,同大学,予科教授.
1955年,日本山岳会,第三次マナスル登山隊,先遣隊
1957年04月,北海道大学理学部教授
1960年,アラスカ,メンデンホール氷河調査隊
1974年,秩父宮記念学術賞受賞(ヒマラヤ山地の地質研究)
1981年04月,北海道大学名誉教授,静修短期大学教授
1984年06月〜1990年5月,日本山岳会北海道支部長
1991年05月,勲二等瑞宝章授章
1992年;日本山岳会名誉会員
1995年06月05日,逝去



2010年12月5日日曜日

袴腰岳

2010.12.05(日)
. ”風は強いが降雪はなし。夜半から晴れるであろう”の情報があって袴腰岳に行ってきた。積雪は11月の暖かさでかなり融けたようで、夏道ルートの雪はくるぶしを少し超える程度だった。スタート付近から第二登山口に向かう間の笹が被っている幾つかの個所をのぞいて、夏道を見逃すこともなく登ることができた。中野ダム雨量観測所にP。同所を10:30スタート、頂上12:35-45、同所到着14:00。HP
. 頂上に新しい標識が立っていた。一代目 二代目 三代目と並んでいた。新しい案内板にこれからどのようなメッセージが書かれるのか、チョット楽しみにしている。

2010年12月2日木曜日

陣川緑地(深く縦裂する樹肌)

2010.12.02(木)
暖かさ(mt12.3℃)に誘われ午後の時間を近隣の森に出かけた。冬の陽が雑木林の中へ差し込んで、堀の深い樹肌の樹種が温かそうだった。樹皮の記載ははなはだ困ることがほとんどだ。さらに記載からそれと思い浮かべるのも難しい。
樹皮は淡黒褐色、はじめは平滑であるが、後に浅く縦裂する。

樹皮は帯褐灰色、やや深く不規則に縦裂する。

樹皮は淡灰白色、はじめから深く縦裂する。

樹皮は淡褐色、はじめは平滑であるが後に縦裂する。
上から<ブナ科Fagaceaeコナラ属QuercusコナラQuercus serrata Murray><ミズナラQuercus crispula Blume> ハリエンジュ<マメ科Fabaceaeハリエンジュ属RobiniaハリエンジュRobinia pseudoacacia L.><ブナ科Fagaceaeクリ属CastaneaクリCastanea crenata Siebold & Zucc>