2013年4月11日木曜日

TR3赤坂

地形図を眺めると里山や耕作地風景を楽しめそうな点がそこここにあります。幾つかめぼしい箇所を拾ってGPSにアップロードしています。

鳴川岳を終えたたあとたっぷり時間があるので、GPSに記録されていた「TR3赤坂・325.3m」にAnpと行ってきました。横津岳への旧冬山コース(大中山駅~横岳荘)上にあって、作業道路になっているから薮なしであろうとして決定しました。

横津道路から作業道路に沿って下がるのいいのですが、大川台地の果樹園の入ったことがないので自動車専用道路から登っていくことにしました。道路終点のcnt270mまで舗装されていて、地形図から想定外のことでした。

休耕畑と植林との境界になる舗装道路終点に路駐しスタート10:00。古くから使用されてきた横津への旧道だが、深く浸食がすすみ、露出する赤土が滑り敷石が乱雑でやや歩きにくくなっていた。

ほぼ一直線に登っていく。「3千ボルト送電線」が並行して走っている。今では廃止されたゴルフ場用であろうか。思いの外だった歩程350mばかりの短い登りでTR3赤坂の標石に立てた。


周囲の植生をメモして帰った。どうして明治時代の測量官は「赤坂」と命名したのだろう・・・歓楽街を思い出したこともないだろうからといろいろ話しながら下ったが、確かに「赤粘土は滑るし急坂だ」?


確かに見とおしはいい土地で、大きな弧を描いて新幹線の橋げたが函館平野の真ん中を走っていた。